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Musician's Review

レビュアー:ジャズユーフォニアム奏者 照喜名俊典氏

レビュアー:ジャズユーフォニアム奏者 照喜名俊典氏

プロフィール:
愛知県立芸術大学卒業後、ノーステキサス大学院にてジャズ理論に基づく演奏法と作編曲法を学び、同大学院在学中の2004年ハンガリーで行われた国際ジャズコンクールで優勝。
日本では数少ない本格派ジャズユーフォニアム奏者、トロンボーン奏者、作編曲家として活動中。また後進の指導にも力を注ぎ、2010年度、月刊誌「バンドジャーナル」にてワンポイントレッスンを連載する。現在、TubamanShow(YAMAHAアーティスト)の中の人としての活動を初め、ビッグバンドやアーティストサポートなどの参加プロジェクトは多数。

 

受賞歴:
2002年「ITEC Rich Matteson Jazz Competition」(アメリカ)優勝
2003年夏「ITEA Regional Conference Jazz Competition」(アメリカ)優勝
2004年夏「ITEC Rich Matteson Jazz Competition」(ハンガリー)優勝

使用製品:Hexagon SS ゴールド
取り付け楽器:ユーフォニアム YEP-321

マウスパイプなどの唇の振動に近いところに貼ると、少しの位置のズレが吹奏感に与える振れ幅が大きくキツくなる方向に働くため、なるべく遠いところから試しました。

・1周回った箇所:吹奏感は変わらず、音質からホワイトノイズのようなものが減った。
・4番管:L字に曲がる箇所2箇所に貼ると、より振動がクリアに伝わり、音の輪郭がはっきりした。

高音域には関係ない管なのでキツいかキツくないかを気にする必要がないのが良かったと思います。
敢えて振動のロスが大きいと思われる、古い楽器で試しました。管の継ぎ目や湾曲部分に貼るのが一番効果が感じやすいのではないかと思いました。両面テープが水分に影響を受ける場合もあるため、その点が改善されると管楽器的にはさらに可能性が広がるかと思いました。

Hexagonシリーズ

今までのSonic製品シリーズの形状・サイズでは使いづらかったクラシック楽器、オーディオ機器の電源ケーブルやモジュラージャック等への取り付けにも適した、小さな六角形の「Hexagon」シリーズ。金管楽器等の色にも馴染みやすいカラーバリエーションで、見た目もよりスタイリッシュに、より自由にカスタマイズができるようになりました。

Sonic製品シリーズの長方形タイプでは作用が強すぎると感じている方にも、コンパクトでより細かな音の調整がしやすくなったHexagon Sサイズ、SSサイズを是非お試しいただきたいと思います。

Hexagon シルバーSサイズ
Hexagonシリーズ(S/SSサイズ 各3色)

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